お宮参りの「掛け着(かけぎ)」とは?
お宮参りで赤ちゃんが身につける、一番上に羽織る正式な祝い着(着物)のことを「掛け着(かけぎ)」と呼びます。地域によっては「初着(うぶぎ)」や「晴れ着(はれぎ)」と呼ばれることもあります。
赤ちゃんが健康に、そして幸せに育ちますようにという願いが込められた、とても特別な衣装です。
掛け着の着せ方
実は、赤ちゃんが最初からこの着物を袖を通して着ているわけではありません。
赤ちゃんには白い「産着(あるいはロンパースなど)」を着せ、その上から抱っこしている人(主に祖母や母親)の体ごと包み込むようにして、背中側で紐を結んで羽織らせます。
男の子と女の子で違う「色と柄」
掛け着は、男の子と女の子でデザインが大きく異なります。それぞれに素敵な意味が込められているので、選ぶ際の参考にしてみてくださいね。
男の子の掛け着
特徴: 黒、紺、緑、兜(かぶと)や鷹(たか)、龍など、強くたくましいデザインが人気です。
込められた願い: 「災いから身を守れるように」「大物になって出世できるように」という願いが込められています。
女の子の掛け着
特徴: 赤、ピンク、白、優しい黄色など、友禅染(ゆうぜんぞめ)の華やかな花柄や手鞠(てまり)、蝶などが描かれています。
込められた願い: 「美しく気品のある女性に育ちますように」「人生が円満に、豊かに進みますように」という願いが込められています。
購入?レンタル?どう用意する?
最近のお宮参りでは、どちらの方法を選んでも全く問題ありません。ご家族のライフスタイルに合わせて選んでみてください。
レンタルする(主流)
スタジオ撮影とセットになっていたり、ネットで手軽に数千円から借りられたりします。お手入れや保管の手間がないため、現代のママ・パパに一番選ばれている方法です。
新しく購入する
仕立て直すことで、将来の「七五三(男の子は3歳・5歳、女の子は3歳)」の衣装として仕立て直して、もう一度着せることができます。
パパ・ママのお下がりを着る
もしご実家にパパやママが使った掛け着が保管されていれば、それを受け継いで使うのも非常に素敵で、ご家族に喜ばれる選択肢です。
お宮参り当日は、神社を背景に掛け着がとてもよく映えます。一生に一度の素敵な思い出になるよう、お気に入りの一着を見つけてくださいね。

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